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絵画・手芸のブログ

個人的に気になった絵、美術、手芸、ファッションなどの趣味の情報、ネット上のページ、個人的な研究をまとめています。



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絵が上手くなるには。


何枚も絵を描くことが当然上達には一番でしょうが、私は個人の経験から自分では
「なんでもOK」と好奇心と心の自由を持った姿勢を一番大切にしています。


この「なんでも」というのはいろんな技法や画材を使用してみる、描き方を雑で適当なものから自分の最大限丁寧に描くまでいろいろやってみる、BGMをかけたりかけなかったりしてみる、という意味で言っているのですが、

実験してみる、体験してみる、旅行してみる、さらには
絵を描かない期間を人生の一時期に持つということすら考えようによっては上達の助とみなせる、くらいのおおらかな姿勢のことも言っています。


嬉しいことに最近似たような話を漫画家の村田雄介さんがしている記事をネットで見つけました。


ムラタ「それで練習法を知りたいんでしたっけ? 方法もなにも画力を上げたきゃ描きまくるしかないんじゃないすかね。描いた量しかものをいいませんもん」
 
サイトウ「う~ん解るんですけどそれ、気が遠くなっちゃうんですよね。ムラタさんならではの楽しんで絵を描くコツみたいなのって何かないですか?」
 
ムラタ「僕のすごく個人的な、観念的な話になっちゃいますけど、上達のためには手段を選ばないって事ですかね。はじめのうちはあれしちゃダメこれしちゃダメと自分の中で枠を作らない様にして、とにかくなりふり構わずジタバタした方がいいんじゃないでしょうか」
 
(中略。自分のペンの雑さに悩むムラタ先生が行った工夫が記されている。具体的には、 
 ・キャラをところどころ定規で描く 
 ・上手い作家さんのコピーを壁に貼って、そっくりな線で描こうとマネをしてみる 
 ・汚くなった線の両脇をホワイトのペンで消して形を整える 
 この中ではホワイト作戦が上手くいったそうで、嬉しそうにジャンプを読むムラタ先生が描かれている。
 
ムラタ「僕はこういう、「上達して嬉しい!」という原体験をなるべく早めに得ておくのが、楽しんで絵を描き続けるコツだと思ってます。それを得るためには、あらゆる手を尽くした方がいいんじゃないでしょうか」


ここで挙げられている、人体を敢えて直定規を使って描いてみるというのは
イギリスの美術教育でも行われている古典的な訓練方法です。
こういう風に「なんでもあり」くらいの気持ちで絵を描くのがちょうどいいと思います。



ただ本心から言えば「絵が上手くなりたい」と考え「絵の練習」をする、という姿勢はなんとなく野暮な気もします。
素晴らしい作家の絵に感動してしまい、勝手に創作意欲が湧いてしまう、と言うほうが私の経験上自然で適切なように感じます。



また強い独創性を持った作品に触れるのも凄く勉強になると思います。
有名どころですが

The very hungry caterpillar



ももいろのきりん


How to make water color painting itself


ビロードのうさぎ



あたりを挙げてとりあえずこの記事は終わりたいと思います。


[記事参照元]
プロの画力向上法まとめ
http://mazikanon.blog102.fc2.com/blog-entry-128.html
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